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羽田空港滑走路の施工不良とデータ改ざん 地盤改良工事で発覚

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羽田空港の地盤改良工事において、同社が担当した際、国土交通省に対してデータを改竄(かいざん)し、虚偽の報告をしていた事を明らかにした。偽装があったのは地震時に滑走路の液状化を防ぐ耐震化工事であると、同社は説明している。


土中に注入する薬液が規定量に対して5.4%しか注入されなかった。にもかかわらず、虚偽の報告をし仕様書通りに施工されたようにデータを改竄した上、さらに完成検査を受け、引き渡していた。


このことに対し、国交省関東地方整備局は、通常利用時に問題はなく滑走路の運航制限はしないとしている。



[http://www.saga-s.co.jp/images/article/2016/05/06/SAG2016050601001649_id1_20160506064544.jpg]
 
日、横浜市内で同社の松尾正臣社長は記者会見し「関係者にご迷惑とご心配をおかけし、心よりおわびします」と謝罪した。当初予定の6月株主総会に先だって社長を辞任し、代表権のない相談役に退く意向を示している。


この工事は、滑走路の脇から穴を掘って薬液の注入を行う「バルーングラウト工法」とよばれる工法で、同社が開発したものであった。

羽田空港 

この工事は、平成27年5月から同28年3月に行われており、薬液を注入する管を地中に埋めた長さ / 薬液の注入量 /施工後の地盤強度-の等4点で偽装があった。


原因は、管を通すため穴を開ける際、地中のコンクリート片等の地中障害物に当たり予定位置に達しなかったこと、薬液が浸透しにくい土質だった事とされているいう。


「結果、地盤強度は施工前とほとんど変わっていない」のが羽田空港滑走路の実態である。


同工法は既に、福岡空港(福岡市博多区)等の11施設で施工済であり、同社は他の施設での施工に問題がなかったか調査を進めている。 



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